当院は個人の有床診療所のため、高リスクの予想できる分娩はお引き受けできません。

＊ いままでの分娩が当院のみで経過がわかっている方や、紹介状に詳細が書いてあり根拠のある判断ができる場合には、下記項目にあてはまっても、当院で分娩を引き受けられる場合もあります。

ハイリスク妊娠やハイリスク分娩の既往や可能性が高い場合

・予防の困難な感染症が疑われる方（新型コロナウィルスの濃厚接触者含む）

・早産の既往がある方　(切迫早産による長期入院を含む)

・頸管無力症と言われたことがある方

・妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)の既往がある方、非妊娠時から高血圧症のある方

・弛緩出血や胎盤早期剥離の既往がある方

・癒着胎盤の既往がある方

・肥満が高度な方（目安はBMIで30以上）

・胎児が一卵性双胎の方、品胎　(三つ子）以上の方

・持病があり、妊娠分娩に関して特に他科の医師の管理が必要となる方

　（糖尿病・甲状腺疾患・股関節の障害など）

・ 妊娠初期の時点でハイリスク妊娠・ハイリスク出産となることが高確率で予想される方 

・18歳未満で親族の後見のない方

・分娩予定日に40歳以上の初産の方

・分娩予定日に45歳以上の経産の方

・他院にて子宮の手術の既往がある方（帝王切開・子宮筋腫核出術など）は、当院医師の判断によります。


行政やソーシャルワーカーなどの介入が必要な可能性があるため、当院の診療体制では対応が困難な場合

・健康保険に無加入の方
・言語・宗教の違いで、当院職員では対応できない方　

　(例:日本語が話せない方で日本語に通訳可能な方の付き添いのない場合や、菜食やハラル食の提供には対応できません)

・未成年の出産で、成人親族の後見がない方

・上のお子さんを他院で分娩された方で、分娩の記録(紹介状や母子手帳)を当院に提出できない場合

・既往歴や手術歴などについて、当院からの問診に正確にお答え頂けない方

・ 生活保護における出産扶助を利用した分娩になる方

・その他、個々の状況で判断させていただきます。

当院での分娩が可能かどうかわからないときには、電話でご確認頂くか、初診の際にお申し出ください。

作永産婦人科